2011年7月1日

イオンファンタジー取締役なりすまし事件



イオンファンタジーの取締役を名乗る人物が勝手につぶやきを続けた問題。

イオンファンタジー側は、4月7日に正式アカウント「aeonfantasy」を開設し、
「投稿されている写真、投稿文とも弊社取締役とは無関係であります。」
「このような弊社取締役を偽装した行為は、大変遺憾」とし、
法的措置も含めて対応する旨を明らかにしました。


■炎上のてんまつ

偽アカウントが、2011年4月6日に
ソフトバンクの孫正義社長による100億円の寄付に対して、

「さて、ここらで物申しておきますか。孫氏の100億円寄付と報酬全額寄付についてですが、同じ経営者としてちょっと失望。災害は大変悲しいできごとですが、それとビジネスは別物。どういうリターンがあると考えておられるのやら。経営者としては1流でも投資家としては無いかなあと。」


とツイートし、これに対し、
孫氏が「投資家失格でも構わない。」と
RT(リツイート)で応じて炎上。

その後、この人物のアカウントは削除されました。


■対応策

いざというときに素早く行動できるようにするためには、
日頃から自社に対するインターネット上の風評や噂について
注視していることが必要となります。

インターネット上のなりすまし行為について、
直接禁止する法律は現時点ではありませんが、場合によっては
不正競争防止法違反、詐欺罪が成立することもあります。
民法上の不法行為に基づく慰謝料請求をすることが可能
ともいわれています。