ツイッターでの「やっちまった列伝」です。失敗事例、トラブル事例などを集めています。脆弱性を追うことで、ツイッターがどういうツールであるかも見えてきます。リスク問題をおさえた上で、積極的に活用しよう!
2011年5月27日
うっかり発言が命取り
有名人もそうですが、自覚がなくて困るケースが多いのが、「大手企業社員」と「有名大学出身者・在学者」。うっかり発言が【拡散】されやすくなります。
たとえ業務情報でなくとも、不見識な発言(差別、犯罪擁護、中傷など)をした場合、炎上する確率が非常に高いです。そして、対応によっては「祭り」に発展し、名前・顔・大学学部・経歴・サークル・趣味・友人関係・卒業アルバム写真などの暴露合戦になります。
個人としてのtwitterだから安心というわけでは決してありません。所属がバレてしまったら、所属先企業・大学と同一視されてしまいます。例えば、
■個人IDなのに、所属先(会社や大学)がバレる経路
・プロフィールに書いてしまった
・つぶやきの内容、写真から特定される
・同じIDをmixiなどの他のサービスで使用し、そこの書き込み内容からばれる
・氏名を公開にしてあったため、名前でGoogle検索された結果、所属がバレる
個人を特定できる情報を与えないことが大切。
特に、実名公開はなるべく避けること。
■炎上したケースのリスト(順次追加します):
・2011/7
日本大学経済学部生のカンニング告白 → 炎上、アカウント削除
なでしこ熊谷騒動(本人ではなく、同席していた悪質な学生が原因)→ 謝罪
東大生による飲酒運転なうツイート騒動 →逃走、アカウント削除
・2011/5
アディダス社員による、契約スポーツ社員中傷。早稲田卒。
「そいえば今日マイクハーフナーが来た。ビッチを具現化したような女と一緒に」
→ 退職へ
・2011/4
「テロ発言社員」の東京電力社員
→ 会社がケツを拭く
・2011/2 立教大学生。三越内定。
「レイプされるような女が悪い」→逃走、アカウント削除
・2011/1
従業員(中央大学生)が田中美保と稲本潤一のお泊まりデートをツイッターで暴露
→ ウェスティンホテルが謝罪
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